イザベラ・バードの山形路を追体験(北遊草)その4
イザベラ・バードの山形路を追体験(北遊草)その3
イザベラ・バードの山形路を追体験(北遊草)その2

イザベラ・バードの山形路を追体験(北遊草)その1

山形新聞2015/05/30
20150613-14イザベラ・バードの山形路 in もがみ・勉強会
報告:2014/12/06 元気・まちネット自主公開講座-日本奥地紀行-イザベラ・バードの山形路(200km)









山形新聞2014/09/29

12月6日(土)「元気・まちネット自主公開講座:日本奥地紀行―イザベラ・バードの山形路(200km)」を開催します!
山形新聞2014/02/22 土曜コラム マルチアングル
毎日新聞2013/06/19
2013/06/01 アルカディア街道I・B倶楽部イベント報告

(内容は新聞記事をご参照)
バード女史が東北・北海道の旅をしてその土地の風景、食、慣習、病気などなど外国人の立場から鋭い観察の記録を遺した。
旅した時期はちょうど梅雨の季節で、それはそれは困難な旅を強いられたが、小国13峠を越える頃には雨も上がり、金山を過ぎるまで快適な旅をすることが出来た。
山形を”東洋のアルカディア(桃源郷)”とか”エデンの園”など、シャイな山形県人であれば歯の浮くようなほどまでヨイショしてくれた。
私たちはいい意味に於いてこの”ヨイショ”してくれたことをもっともっと”誇り”にし、次世代に繋いでいく義務があると思っている。
ふるさとを離れてかれこれ40数年、自由に全国を遊び歩いた私も近年、ふるさとの風景のすばらしさや人の優しさは”本物”だと強く思うようになった。
2007年からバード女史が辿った山形路約200kmを山形新聞社(伊藤記者、色摩カメラマン)さんの同行取材を受け踏査・顕彰する事が出来た。
その後東京(1回)や山形(4回)でシンポジウムを開催、歩く旅も数回実施した。その旅に参加してくれた渋谷さんが学生時代に読んだ「日本奥地紀行」に火がつき、2011年「イザベラ・バードの山形路ーアルカディア街道散策のススメー」が出版された。
2011年5月その思いが通じ、錦会長、渋谷副会長始め、大沼さん、結城さんなど山形に在住する皆さんを中心に「アルカディア街道I・B倶楽部」が結成された。
そして2011年6月、アルカディア街道I・B倶楽部ー第一回研究会の旅、8月に第二回研究回の旅が実施された。
こうしてI・B倶楽部の活動は着実に山形に定着しつつある。
今後は多くの人に”東洋のアルカディア”を知って頂くためにも外国語、もちろん日本語でも解説された山形路全行程のマップを作成することが重要と考えている。
そのためにも今後のI・B倶楽部の活動に期待したい。
山形新聞2013/06/02 古きを訪ね再発見 バードの足跡たどる 山形でイベント、県内外から参加者
山形新聞2013/05/19
2013/06/01(土)開催「イザベラ・バードの足跡を辿る Part1〜山形市内〜」
・日 時:2013年6月1日(土) 10:00〜15:00
・会 場:
研修会:遊学館研修室3階(山形市緑町1−2−36)
見学会:山形市内(遊学館〜緑町〜旅篭町〜七日町〜霞城町〜山形駅)
・会 費:¥2,500−(昼食代¥2,000円、会場費等)
・定 員:30名(定員になり次第締め切ります)
・申込み:以下@〜Cを明記して、アルカディア街道I・B倶楽部:大沼まで、メールまたはFaxでお申し込みください。
@住所 A氏名 B年齢 C連絡先(携帯電話番号、メールアドレス)
≪申し込み先≫ 担当:大沼
メール : chery39jp@yahoo.co.jp
F A X : 0237−87−1617
【研修会内容】
10:00〜10:05 ごあいさつ
10:05〜10:40 研 修(1)
“イザベラ・バードと山形”
アルカディア街道I・B倶楽部 会長 錦 啓
(元山形県立博物館館長)
10:45〜11:15 研 修(2)
“イザベラ・バードが訪れた明治初期の山形市”
アルカディア街道I・B倶楽部 副会長 渋谷光夫
(前山形大学教職大学院客員教授)
11:25〜12:30 研 修(3)
遊学館〜三島神社〜旧千歳園(東高)〜文翔館〜
市役所前〜料亭千歳館
12:30〜13:30 昼 食
料亭千歳館<料亭文化を楽しむ/大正建築>
朗読と講演:“アルカディア街道を繋ごう”
NPO法人元気・まちネット
13:30〜15:00 研 修(4)
料亭千歳館〜七日町〜御殿堰〜現済生館〜
旧済生館〜霞城セントラル〜山形駅(解散)徒歩約4km
広報かねやま2012/08:"イザベラ・バード"シンポジウム in 金山2012
広報かねやま 2012/08 "イザベラ・バード"シンポジウムin金山2012
なお、シンポジウムのレポートは、こちらをご覧ください。金山シンポジウムの報告(その1)

金山シンポジウムの報告(その3)
7:00朝食、温泉に入り夕べのアルコールを抜きながら、そして天気の回復を期待しつつ汗を流す。
【7/15(日):バードの足跡を訪ねる】
9:00ホテル出発、9:30役場に到着、この雨にもかかわらず参加者は何と30名。
上台峠に差し掛かる頃は雨も小やみに・・・約1.0kmの羽州街道を散策、地元の方のご厚意でヤブはすっかり綺麗に刈り取られていた。感謝!
イザベラ・バードはこの峠から金山を「ロマンチックな町」と賞賛したのだ。このフレーズを金山町の街並み景観づくり100年構想に取り入れた町民の文化の高さには正直言って驚かされる。池内先生が惚れる理由も解ったような気がした。
バスで移動して街なかを散歩する。昨日パネラーをしてくれた阿部さんが落ち着いた佇まいに彩られた街なかをゆっくり解りやすく解説してくれた。
途中、夕べ交流会を催した「蔵し館」で地元スタッフが抹茶とおまんじゅうでもてなしてくれた。嬉しいじゃありませんか。
郵便局を改装したり、蔵を改装したりして町民だけでなく旅行者も利用出来る空間があるということはなんと贅沢なことでしょう・・・もう一軒、交流館に向けた改修作業が行われていた。
お抹茶タイムですっかり時間を潰してしまったが、急いでバスに乗り移動、お寺の境内に植えられた320年を越える幹周り6m超のイチョウを見て、森合峠を急いで駆け上がりバードの足跡を辿る散策を無事終えた。
何と言っても「イザベラ・バードランチ」でこのイベントを〆たいと思う。
見よこのご馳走、イザベラ・バードもこの奥地紀行で初めて口にした”鶏肉料理”である。
ランチというより”イザベラ・バード御膳”と名前を変更しよう。
素晴らしいイベントはこうして終えることが出来た。須賀さんを初めとした町民の方々に改めて感謝を申し上げたい。
金山シンポジウムの報告(その2)
夕べの雨も上がりシンポジウムは問題なく出来そうだ。
温泉に入り夕べ体内にしこたま取り込んだアルコールを全て流す。
【7/14(土):シンポジウム当日】
7:00朝食、パネラーのSさん、S嬢(女史)もちょっと緊張気味?・・・(笑)
10:00ホテルの車で会場(町民ホール)入り、応接室でパネラーが自己紹介しながら今日のディスカッションについて軽く打ち合わせをする。クマジィも最初の時は大いに緊張したがいつの間にか本来の図々しさが戻ってきて今では楽しくってしようがない。こんな時は地のままで行くと”腹をくくる”しかないのだ。
町職員Sさんの挨拶でいよいよシンポジウムは開幕した。
鈴木町長挨拶の前にいきなり開会挨拶のご指名が入る。聞いてないよ!
町長の「街並み景観づくり100年構想」の話は実に素晴らしい取り組みと感じ入った次第である。
何せ行政で100年の長期に渡ったまちづくりを行うなど考えられない。
首長替われば施策は変わるのは当たり前の話であって、大切な税金の使い道など考えてない行政の何と多いことか。
13:00いよいよ今日のメインゲスト池内紀(おさむ)氏の基調講演である。
著書「何故かいい町、一泊旅行」を手に取ったときから今日の出番は先生しかないと心に決めて失礼を顧みず口説き落としたのだ。「日本の町 ドイツの町」と題して”木組みのまち”というところに焦点をあててユーモアを交えながら90分間、楽しくも含蓄のある話をしてくれた。「金山の町 ドイツの町」でも良かったのではないかと思うぐらい金山町にとってはいい話であったように思えた。

10分間の休憩ののちパネルディスカッションが始まった。
コーディネーターは図々しくも不肖クマジィが受け持ち、パネラーは「”イザベラ・バードの山形路”を著した渋谷光夫山形大学教授でアルカディア街道I・B倶楽部副会長」、「”蔵の会”でおもてなしを続け、街の案内役も務める地元の阿部一代氏」、「”バードが愛した金山の町”をリポートし、スローフードを提唱するライターの朝倉かおり氏」、「山形の歴史街道800kmを踏査・検証、今や山形の歴史を知り尽くした感のある佐野千晶氏」の5名が会場の参加者と掛け合いをしながら90分楽しくお喋りすることが出来た。・・・と思っているのだが??・・・
「蔵し館」に場所を移して17:30から19:00まで、50名を越える参加者の交流会が行われた。
シンポジウム参加者140名、交流会参加者50名という何とも盛大なシンポジウム初日だった。
19:00終了ではまだまだ飲み足らない参加者は友人の奥さんが経営する”一福や”で夜の更けるまで飲み明かしたことは言うまでもない。
金山シンポジウムの報告(その1)
「"イザベラ・バード"シンポジウムin金山2012」も無事終了した。
【7/13(金):事前準備】
関係者との打ち合わせもあり前日(13/金)に金山入りする。
午後12:30山形新幹線「つばさ」で新庄駅到着、昼食を食べ珈琲を飲みながら迎えの車を待つ。
ちょうどシンポジウムに参加してくれる方と一緒になり途中までホテルの車で送って貰い、バードが越えた上台(うわだい)峠入り口で下ろして貰う。
地元の皆さんが下草刈りをしてくれ”バードの足跡”のコース下見を兼ねて約1.0kmを歩く。

八幡神社はちょうどその日お祭りが予定されていて天気であればかなりの賑わいを体験できそうだ。
八幡神社からバイパスに戻り、橋を渡り坂を越えたところから小川のせせらぎの音を聴きながら砂利道を金山町役場までの距離約6kmを歩いた。せせらぎ、風の音、鳥や蛙の啼き声などを耳にしながら歩くのはいいもんだ。
午後4時30分、金山町役場到着。
二階ではシンポジウム担当の町職員のSさんが会場づくりに余念がない。素晴らしい会場に仕上がっている。
席は100名用意されているというが今日までの参加者は85名、雨でも晴れでも当日になって見なければ参加者の動向は把握出来ない。明日はどうなっているのだろうか。
町職員のSさんと細かな打ち合わせを行い宿舎になっている「シェーネスハイム神室」に送って貰う。
町営スキー場でこんなにも景観にマッチしたホテルを持っているところは他に見あたらないだろう、そのぐらい素晴らしいウッディな造りのホテルである。
タオルを持ってホテル内の温泉につかり、今日の疲れを癒す。外の風景は濃い緑に変わりつつある。
午後6:30ここのスキー場をホームゲレンデにしている友人のS君が美人の奥さん運転で迎えに来てくれた。
これから町に出て、1月スキーに来たとき気に入った”磯舟”という居酒屋で前祝いをやるつもり・・・
山形新聞2012/07/15:イザベラ・バード愛した金山 街並み景観 後世に シンポで意義再確認

「"イザベラ・バード"シンポジウムin金山2012」が7月14日(土)~15日(日)の二日間、山形県金山町にて開催されました。
定員100名のところ県内外より140名もの皆さんにご参加いただきました。心よりお礼申し上げます。
詳細は近々にご報告いたしますが、7/15の山形新聞に紹介されましたのでご覧ください。

イザベラ・バード愛した金山 街並み景観 後世に シンポで意義再確認