2012年11月14日

清河八郎 回天の道・文学散歩の旅(第4ステージ: 二日目)

“元司は無事に大網の関所を通り、その夜は田麦俣の笹小屋に泊まると、翌五月三日国境を越えた。二日後の五日の夕方、元司は上ノ山城下の街道沿いの宿(中村屋)の二階から、通りを見下ろしていた。畑田がやってくる日だった。―藤沢周平著「回天の門」の一節より―”
 
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上山温泉の宿に下男の男が八郎を追っ手やってきた。
しかし八郎は清川に戻ることはなかった。
江戸で立派な学者になると下男を説き伏せ一人江戸に向かった。
 
我々もなじみの「はたや旅館」に落ち着き、初日の旅の疲れを癒した。

【2日目:9月30日(日)、上山から楢下宿〜金山峠】 
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09:45 JRかみのやま温泉駅集合、昨日庄内からの参加者が帰ってしまったが、山形市内から近藤さん夫妻が参加してくれて賑わいが増した。上山市観光課の石井課長さんのガイドでまずは湯街温泉街を歩きながら中村や旅館の跡地を見学、下大湯から温泉神社、武家屋敷を巡り地元のご婦人会が旅行客をもてなす紫苑庭でしばしの休憩、「おもてなし」の原点のようなご婦人方の笑顔に疲れも吹っ飛ぶ。
 
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紫苑庭をあとにして上山城へ、今年で築城30年を迎えたとか・・・
天守閣から眺める蔵王連峰と市街地は圧巻だった。階段を下りながら上山の歴史を知る工夫が施されていてもっとゆっくり見たかったが時間の都合上、さら〜っと眺める程度に終わった。残念!
旅館を囲む木製の塀に上山の歴史を描いたのは面白く、真剣に読みたかったのだが、ここも時間の都合上、カメラに収めるのがやっとだった。
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バスに乗り込み、昼食は楢下宿にある「こんにゃく番所」に、一度伺ったことはあるがこんにゃく懐石を楽しめると思うとゾクゾクワクワクする。
まあ、ご覧の通りホンモノかニセモノか、味をみても姿形を見てもそう簡単には見破れそうもない。ホンモノのこんにゃくだからニセモノということはあり得ないのだ。お土産まで頂き、さらに別室で珈琲まで頂いて満足してこんにゃく番所を後にした。
 
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さらにバス移動して、八郎が見つかることを恐れ素通りした楢下宿を見学する。
地元のガイドの遠藤さんに楢下宿の歴史をレクチャーして貰い、大黒屋のいろりを囲みながら当時の生活習慣などについて丁寧に教えて頂いた。
楢下宿から移動して山形県と宮城県の県境にあたる金山峠の一部を歩き、清河八郎が江戸へ出奔したときに思いを馳せ、今回の文学散歩の旅を無事終えることが出来た。
 
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2日間にわたり丁寧に案内して頂いた石井さん、櫻井さんに心より感謝致します。
またお土産まで頂いたこんにゃく番所の丹野社長さん、有難う御座いました。

初日のレポートはこちら。
posted by c at 04:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 清河八郎
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