2012年07月20日

金山シンポジウムの報告(その3)

6:00窓ガラスを叩く強い雨音で目を覚ます。ああ〜折角の散策も・・・
7:00朝食、温泉に入り夕べのアルコールを抜きながら、そして天気の回復を期待しつつ汗を流す。  
 
【7/15(日):バードの足跡を訪ねる】 
9:00ホテル出発、9:30役場に到着、この雨にもかかわらず参加者は何と30名。
上台峠に差し掛かる頃は雨も小やみに・・・約1.0kmの羽州街道を散策、地元の方のご厚意でヤブはすっかり綺麗に刈り取られていた。感謝!
イザベラ・バードはこの峠から金山を「ロマンチックな町」と賞賛したのだ。このフレーズを金山町の街並み景観づくり100年構想に取り入れた町民の文化の高さには正直言って驚かされる。池内先生が惚れる理由も解ったような気がした。

20120715kaneyama_1.jpg

バスで移動して街なかを散歩する。昨日パネラーをしてくれた阿部さんが落ち着いた佇まいに彩られた街なかをゆっくり解りやすく解説してくれた。
途中、夕べ交流会を催した「蔵し館」で地元スタッフが抹茶とおまんじゅうでもてなしてくれた。嬉しいじゃありませんか。
郵便局を改装したり、蔵を改装したりして町民だけでなく旅行者も利用出来る空間があるということはなんと贅沢なことでしょう・・・もう一軒、交流館に向けた改修作業が行われていた。
お抹茶タイムですっかり時間を潰してしまったが、急いでバスに乗り移動、お寺の境内に植えられた320年を越える幹周り6m超のイチョウを見て、森合峠を急いで駆け上がりバードの足跡を辿る散策を無事終えた。 

20120715kaneyama_2.jpg

何と言っても「イザベラ・バードランチ」でこのイベントを〆たいと思う。
見よこのご馳走、イザベラ・バードもこの奥地紀行で初めて口にした”鶏肉料理”である。
ランチというより”イザベラ・バード御膳”と名前を変更しよう。

20120715kaneyama_3.jpg

素晴らしいイベントはこうして終えることが出来た。須賀さんを初めとした町民の方々に改めて感謝を申し上げたい。
 
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