
田舎は紅葉シーズンも終わり、いよいよ冬(雪)に突入する。
週末、ふるさと山形ではまちネットが主導しての懇談会が3つ連続して行われる。
@09日(金):清河八郎/回天の道・六十里越街道広域連携に於ける観光振興について
A10日(土):旧白洲次郎山荘と蔵王を語るミニフォーラム
B11日(日):藤沢周平・司馬遼太郎文学研究会での講演
@は「元気・まちネット」のメンバー(橋田、佐野、大沼、矢口)が山形新聞の同行取材を得て、幕末の志士・清河八郎が18歳のとき、向学心に燃えて江戸へ向かった「山形路約150km)を2回に分けて踏査・検証した。
この山形路には現在4市3町が含まれ、庄内地方(主に酒田市、鶴岡市)と内陸地方(主に山形市、上山市)を結ぶ、重要な交易路としても出羽三山(羽黒山/過去、月山/現在、湯殿山/未来)参詣への道としても利用され、山形県にとっては過去も現在も未来に渡って活用することで発展出来る重要路でもある。
かつて県内では何度かこの「広域連携」を模索して活動を展開したことがあった。
しか〜し、所詮「広域連携」とは名ばかりでいわゆる「総論賛成、各論反対」で終わってしまうのが現状である。
何故なら自治体は担当者は2,3年で移動、首長は4年で交代する。
これでは「広域連携」とか「持続性」は保たれない。
そこを「まちネット」が旗を振って(ファシリテーター役)盛り上げれば「公平・公正」な活動が持続的にできると考え、この「懇談会」を持ちかけた。反応は良く7市町村から17名(あと2,3名も近く出席予定)を越える参加表明があった。
これこそ、地域に眠る資源を掘り起こし新しい展開(イノベーション)を図れば「地域活性化」が可能であると思っている。
要は誰かも言っていたけど「作文をつくる段階をこえ、活動をおこす段階に入っている」と・・・同感である。
【元気・まちネット掲示板より転載】