「仮称:六十里越街道トレラン」開催が可能か?・・・西川町観光協会(山形)の依頼を受けて、9月16日(土)〜17日(日)の2日間、まちネットのメンバー5名で西川町を訪問した。
メンバーは副理事の高橋さん、理事の橋田さん、佐野さん、そして現役バリバリアスリートの伊藤君と私で、15日(金)23:00、高橋さんの運転で恵比寿を出発した。翌16日(土)志津温泉民宿「ゆきしろ」に午前7:30到着、休む間もなく、観光協会専務理事:後藤さん、六十里越街道保存推進委員会委員長:志田さんの説明を受け、9:30合計7名で、峠道の調査に向かった。
六十里越街道はその昔、出羽三山の参詣道として山形市七日町から羽黒山までの約100kmの道のりで、現在では、西川町から隣接する鶴岡市あさひ地域までの約40kmが旧道として現存する。
170年前、幕末の志士清河八郎も江戸へ出奔するときに通った道で、橋田さん、佐野さんと2009年と2010年の二度に渡り、山形新聞の同行取材を受け踏査・検証した思い出深い峠道でもある。
また、橋田さん、佐野さんとは月山春・夏スキーで毎年のように訪れていたこもあり、ある意味勝手知ったる土地柄でもある。
街道40kmのうち、標高差の大きい志津温泉から湯殿山ホテル跡地までの8kmを約5時間かけて、景観(眺望)や足場、沢わたり区間などをアスリート目線や主催者側の目線に立って調査を行った。
途中標高1,410mの大岫峠(おおぐきとうげ)の眺望地点で昼ごはん、アドベンチャー大会やトレラン大会の思い出話などをしながらしばし休憩、下り基調のコースを大会をイメージしながら湯殿山ホテル跡地に到着したのは14:30、一番若い伊藤君は今きた街道を走って帰って行った。(笑)
六十里越街道を覆うブナ林の中を走るコースはランナーに一服の清涼感を与えてくれる最高のコースと言えた。