2015年11月09日

イザベラ・バードの山形路を追体験(北遊草)その2

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【5月5日(火)晴れ、天童〜大石田/約35km】

 6時起床、ホテル隣のコンビニでおにぎり2個と飲み物、バンドエイドを購入、部屋で右足小指と左足裏の肉刺(マメ)にバンドエイドを貼り、午前7時天童をスタートする。

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 今日は大石田駅前までの約35kmを予定。ここからの羽州街道は直線で高低差がなく平坦な道が続く。約1時間半あまり歩くと左手前方には真白い雪に覆われた雄大な月山と手前には雪が解け始めた葉山が見えてきた。バードも同じ景色を眺めながら歩いたことだろう。

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 9時30分、さくらんぼ東根駅前を通過、バードも見かけたであろう松並木を見上げながら、歩を進めると麩で有名な六田(ろくだ)に入る。甘いものが欲しくなり、何度かお邪魔したことのある「文四郎の麩」に入るとお嬢さんと思われる女性が「あら、またバードの旅ですか?お茶をどうぞ。」と薦めてくれた。小休止、そして麩ドーナツを買って食べながら歩を進め、11時村山駅を通過、駅前に出来た甑(しよう)葉(よう)プラザ内の芝生広場で小休止、お腹が空いて来た。この近くで昼飯を摂らないとハンガーノックになってしまいそうだ。

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 大きな岩を抱くように伸びるケヤキが特徴の愛宕神社を通過、1881年(明治14年)明治天皇の東北巡幸を見据え、当時の県令だった三島通庸が1978年に岩山の開削工事を行い、このとき切り離され残ったのがこの岩山だったということは、バードも開削され直線となったこの道路を通ったに違いない。なかなか食べるところが見つからない。愛宕神社の坂を下りたところに食堂の看板が見えたが、GW期間中のため休業の看板が・・・頭の中は食べることで一杯だった。

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 前方に「尾上の松」が見えてきた。たしか昔ドライブインだったところなので「何かあるかも知れない」と歩く速度も自然と速くなる。食堂の看板が見えた。ああ〜やっと昼飯にありつける。時間はすでに12時50分、天丼定食を注文、貪り食う!午後1時30分食堂を出発、村山を過ぎたということは間もなく袖崎(そでさき)に入る。袖崎小学校を過ぎ、取上坂を下った田んぼの畔に地元の歴史研究会の皆さんが建ててくれた「清河八郎、イザベラ・バード鳥海山眺望の地」と書かれた標柱に出会う。午後2時20分、湯舟沢温泉の大泉さんに6月お世話になる旨の電話をする。

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 足の小指の肉刺も、左足裏の水ぶくれも痛みを増し、歩くことさえ困難になって来た。写真を撮ろうと足を止め、カメラに収め歩き出そうとするときが一番痛む。だましだまし、恐る恐る一歩また一歩と踏み出しながら歩き始める。やっと大石田へのサインが見えてきた。尾花沢市街は何度も通っているので、今日は最上川沿いに沿って歩こうとバイパスを左折してちょっとした峠を越えて進む。

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 すると左手前方に雄大な流れを見せながら最上川滔々(とうとう)と流れていた。石垣に腰を下ろし休み休み大石田を目指す。そしてやっと長い坂を終え左に曲がると大石田の駅が見えて来た。午後3時15分、駅前にある最上屋旅館に到着。8時間15分、距離にして35km、今日も良く歩いた。チェックインしてまず足を確かめる。うわ〜凄い。左足裏の血豆に貼ったバンドエイドをはみ出し、大きな水ぶくれとなって広がっている。これじゃ痛い訳だ。女将さんに縫い針と塗り薬を借りて、マメの水を抜き、消毒してバンドエイドを二重にして貼る。立ち上がって最初の一歩がそれこそ重病人のような格好になっている。温めの湯にゆっくり長く浸かって今日の疲れを癒す。

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 部屋に戻ると急に眠気が襲って来た。今晩呑むことになっている大石田体育協会会長の飛渡さんに連絡をとり、しばし休憩。6時20分ごろ渡海さんが宿まで迎えに来てくれる。渡海さんの車で居酒屋に向かう。少し遅れて有路さん、森さんが到着、とりあえず4人で乾杯する。有路さん、森さんのお二人は、昨年6月蔵王で開催したスポーツイベントにボランティアをやって頂いたので顔見知りだったこともあり、スムーズに会話することが出来た。20分ほど遅れて飛渡さんも合流、大石田スキー協会のことや、今回の旅の話で盛り上がった。明日は有路さんが猿羽根山まで一緒したいと言ってくれた。

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 散々ご馳走になり渡海さんに宿まで送って貰い21:30宿に戻った。流石に今日は疲れて一気に深い眠りに落ちていった。
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