2016年06月05日

最上川・芭蕉しろうとハイク(俳句)国際選手権・春(報告書)

2016年5月14日(土)、予報に反して朝はどんよりと厚い雲に覆われていた。しかし、受付を始めた午前8時半過ぎには、雲の合間から青空が見え始めスタッフはホッと一息・・・

集合場所の船番所古口港(戸沢藩船番所)には、車や電車を利用した参加者約30名が集まり、「最上川・陸羽西線活性化委員会」高橋会長の挨拶の後、吉宮幹事から本日の予定を簡単に説明して貰い、9時半バスに乗車、最初の目的地、俳聖松尾芭蕉と曾良の像が設置された本合海乗船の地に向かった。バス内で高橋会長から戸沢村の歴史や観光などについて詳しく説明して頂いた。

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乗船の地を見学、記念写真を撮って、再びバスで義経も旅の安全を願って舟から手を合わせたという矢向神社(矢向楯)を見学する。山形県を南から北に向かって流れる最上川は、このあたりから進路を一気に西に変え、酒田港を目指すのである。

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一行は船番所まで戻り、弁当を買い、トイレ休憩したあと、午前10時50分発の最上川芭蕉ラインに乗り込んだ。

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天候も回復し、青空のもと新緑が眩しい最上峡や白糸の滝の景観を堪能、思い思いに俳句を詠みながら約1時間の舟下りを楽しんだ。

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草薙港(川の駅・最上峡くさなぎ)で下船したあと、庄内町清川の旧清川小学校跡地にある芭蕉・曾良下船の地を訪れ、現地でまち歩きガイドをされている斉藤さんに20分ほどこの地の歴史についてご説明して頂く。

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再びバスに乗り、庄内町肝煎へ。地元出身の吉宮幹事より、羽黒山を開いたと言われる鉢子皇子(はちこのおうじ)についての説明を聞きながら13時に羽黒古道の入口に到着、活性化委員会の内藤さんにガイドをお願いして約1時間40分、羽黒古道のハイキングを楽しんだ。

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羽黒山の杉の巨木に見とれながら俳句を詠み、出羽三山合祭殿に手を合わせたあと、14時50分、羽黒山を出発して休憩地に予定している月の沢温泉「北月山荘」に到着。

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大広間に落ち着き、詠んだ俳句2首を提出、北月山荘の皆さんが心を込めてこしらえてくれた旬の草餅を頬ばりながら参加者全員が選者となり、上位5名の俳句を選んだ。

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第一位の“芭蕉賞”は同数となり、決戦投票の結果、庄内町余目在住の鎌田準一さんが詠んだ
清流に 映すわが身も 芭蕉かな
に決まった。

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初めての開催で色々と課題もあったが、大きなトラブルもなく無事終えられたこと、また多くの協賛品を頂いた両町村の観光協会さんに感謝したい。