2013年06月24日

2013/06/02 志田周子のふる里を訪ねて・・・

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 新緑の風薫る5月、女医・志田周子のふるさとを訪ねてみた。
 
同行者は志田周子のホームページを制作してくれた元気・まちネット理事の佐野さん、同じく山形で唯一のまちネット会員の高橋さん(戸沢村/清河八郎を学び語る会会長)の3人、山形市内のホテルを9:00過ぎに出発した。

昨日(1日/土)と同じように快晴に恵まれ、鼻歌気分で西川町を目指す。
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道の駅でイベントを催しているということを聞きつけ、生涯学習課の志田さん、政策推進課の後藤さんあたりに会えれば思ったのだが、それらしい人影は見あたらない。
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駐車場に設置されたテントでは鮎の塩焼きや野菜などの販売など、中でも採れたて山菜品評会で優秀な成績を上げた月山タケノコやミズ、シオデなどの競り売りが面白くしばらく立ち止まって見学した。
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車は大井沢に入り、新緑に彩られた風景に目を奪われながらずんずん進む。
もっとも賑やかな?まち中に入り、まずは廃校となった小学校正門脇に建つ志田周子の記念碑を見る。
廃校になったのが信じられないほど綺麗な校舎にちょっとビックリ、これも時代のなせるもので少子高齢化の波は止むことを知らない。
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寒河江川にかかる吊り橋を見つけ、車を降りて近づくと緑に囲まれた吊り橋が清い流れと渾然一体となり、都会人の心を和ませてくれる。
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志田周子が診療所として使っていた建物をカメラに収め、市内に住む友人に聞いておいた蕎麦やに入り昼食をとる。
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蕎麦の旨さは言わずもがで、野菜の天ぷらはカリカリと揚がっていて天ぷらの旨さにもビックリ!!
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蕎麦やラーメンに関してはそれぞれの好みがあるので多くを語らないが、タダ一言”俺の好みにピッタリの味だった”とだけ言っておこう。

車中からは月山の雄大な姿がかいま見え、車を止めてはカメラのシャッターを切った。
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今は道路事情のみならず、情報も瞬時に送受信することも、ドクターヘリも飛ぶような時代になり、遠くの雪深いところに住んでいても心配するようなことは少なくなったが、当時は”鳥も通わぬ”とまではいかないにしても並大抵のことでなかったろうと女医・志田周子に思いを馳せる。
 
いまこうして「女医・志田周子を銀幕に蘇らせる会」の末席に名前を連ねさせて頂けることになった背景には、西川町職員の後藤さんとの出会いがあった。
確か2010年10月「とうほく街道会議第6回交流会/出羽の古道六十里越街道大会」が行われた弓張平公園にある会場だった。
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奇しくも1992年(平成4年)弓張平公園基本設計見直しとオートキャンプ場実施設計を当社が設計を担当した思い出深い場所だった。
また月山には蔵王スキー場が閉鎖されると毎年のように月山スキー場で春・夏スキーを8月下旬まで飽きることなく楽しむ場所でもあり、何かとDr,志田周子とは不思議な縁で繋がっていたのである。
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大井沢から弓張平公園、志津温泉の五色沼を見学してふる里を訪ねる旅を終えた。
タグ:活動報告
2013年06月21日
2013年06月20日

毎日新聞2013/06/19

イザベラ・バードの旅行記『Unbeaten Tracks in Japan』の完訳、『完訳 日本奥地紀行』(平凡社/全4巻)の紹介記事が毎日新聞に掲載されました。
2013年06月12日

2013/06/29-30 新緑の蔵王・旧白洲山荘を訪ねる(みちくさんぽ東北シリーズ)のご案内

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白洲次郎が蔵王を「東洋のサンモリッツにしよう」と提案して、蔵王スキー場の一角に自ら山荘(ヒュッテ・ヤレン)を建てスキーを楽しんだのは、昭和33~34年(1958~59年)頃でした。山荘は半世紀が過ぎた現在でも蔵王山麓の森にひっそりとその瀟洒な佇まいをみせています。

旧白洲次郎山荘保存・活用の会(事務局:NPO法人元気まちネット/東京 代表 矢口正武)は、現オーナーの承諾を得、2011 年秋より山荘の保存・活用に取り組み、建物の詳細な調査を行ない、白洲次郎のシンポジウムやトークイベントを開催、並行して山荘の修復・保全に必要な資金の募金活動を行なってまいりました。 
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このたび、皆さまからお寄せいただいたご寄付により、山荘1階を白洲氏が使用していた当時の状態に近づける復元工事を行うことができました。

6月29日(土)、30日(日)新緑の蔵王を散策しながら旧白洲山荘をご覧いただく内覧会を開催いたします。白洲次郎がソファで寛ぐ姿など、ヒュッテ・ヤレンで過ごした当時の写真数点も展示いたします。白洲次郎が愛した蔵王の自然と旧白洲山荘(ヒュッテ・ヤレン)を、ゆっくりとご堪能ください。
  • 開催日  2013年6月29日(土)、30日(日)
  • 場   所  山形蔵王温泉スキー場
  • 参加費  募金者:無料、一般参加者:¥2,000/人
                   (ガイド料&山荘見学料として) 
    ※保険は各自自己解決でお願いします。 
    ※ケーブル利用、飲食、温泉利用料などは自己負担です。参加費には含まれません。
 

スケジュール
<6月29日()>のんびりトレッキング(希望者のみ)

  • 希望者はお昼頃集合して蔵王山頂から下りながらのんびりトレッキング。
  • ケーブル利用、飲食などについては自己負担です。保険は各自自己解決でお願いします。
  • 雨具、歩きやすいシューズ、飲食は必須。
  • 宿泊  ¥5,000程度(一泊二食付き)
  • 宿は定員がありますので、宿泊ご希望の方は早めにお申し込み下さい。
    担当:矢口(090-5494-8699)
  • 懇親会  夜は「白洲次郎くつろぎトーク」ほか話題は「何でもトーク」で盛り上がる。翌日のことがあるので23:00までには終了すること。
<6月30日()>蔵王散策&旧白洲山荘見学
  • 9:00 「蔵王スカイケーブル乗り場」前集合(蔵王上の台ゲレンデ)
  • 山岳インストラクター林さんに案内して貰いますから安心して下さい。
  • ケーブル利用、飲食などについては自己負担です。保険は各自自己解決でお願いします。
  • 雨具、歩きやすいシューズ、飲食は必須。
  • 9:30~12:30ぐらいまで、ゆっくりのんびりトレッキングを楽しみます。
  • トレッキング終了後「ヒュッテ・ヤレン/三宅山荘」を見学、その後ゆっくり温泉に入り、生ビール(ウーロン茶)・食事しながら歓談します。
  • 解散は15:00頃を予定しています。



申し込み  住所、氏名、年齢、連絡先等をお書きの上、メールかFaxでお申し込み下さい。
             Mail: genki-kuma@mc.point.ne.jp 
             Fax:03-3711-1403 担当:矢口正武
締め切り  6月22日(土) 但し、定員になり次第締め切りとさせて頂きます。
定   員  20名

  • 主   催  NPO法人元気・まちネット、蔵王プロジェクトMJ
  • 協   力  アシックス販売株式会社東北支社、武田レッグウェアー株式会社
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    タグ:お知らせ
    2013年06月09日

    山形新聞&山形放送(YBC)2013/06/05:旧白洲山荘の復元工事開始

    これまでに皆さまからお寄せいただいた募金で、旧白洲山荘の1階部分の復元工事を行い、1階の間仕切り壁を撤去、白洲次郎が過ごしていた当時の状態に近づけました。
    6/4には山形新聞さん、6/5には山形放送さんの取材があり、早速、新聞やニュース番組で紹介していただきました。

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    YBC(山形放送)2013/06/05
    白洲次郎の山荘 復旧工事始まる


    月末には内覧会も予定しています。詳細は後日ホームページにてご案内いたしますので、楽しみにしていてくださいね♪

    2013年06月06日

    2013/06/01 アルカディア街道I・B倶楽部イベント報告

    image_kyokucho2s.gif今回のイベント「イザベラ・バードの足跡を辿る Part1〜山形市内〜」には43名という多くの参加があった。
    (内容は新聞記事をご参照)
     
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    バード女史が東北・北海道の旅をしてその土地の風景、食、慣習、病気などなど外国人の立場から鋭い観察の記録を遺した。
    旅した時期はちょうど梅雨の季節で、それはそれは困難な旅を強いられたが、小国13峠を越える頃には雨も上がり、金山を過ぎるまで快適な旅をすることが出来た。
    山形を”東洋のアルカディア(桃源郷)”とか”エデンの園”など、シャイな山形県人であれば歯の浮くようなほどまでヨイショしてくれた。

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    私たちはいい意味に於いてこの”ヨイショ”してくれたことをもっともっと”誇り”にし、次世代に繋いでいく義務があると思っている。
    ふるさとを離れてかれこれ40数年、自由に全国を遊び歩いた私も近年、ふるさとの風景のすばらしさや人の優しさは”本物”だと強く思うようになった。

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    2007年からバード女史が辿った山形路約200kmを山形新聞社(伊藤記者、色摩カメラマン)さんの同行取材を受け踏査・顕彰する事が出来た。
    その後東京(1回)や山形(4回)でシンポジウムを開催、歩く旅も数回実施した。その旅に参加してくれた渋谷さんが学生時代に読んだ「日本奥地紀行」に火がつき、2011年「イザベラ・バードの山形路ーアルカディア街道散策のススメー」が出版された。

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    2011年5月その思いが通じ、錦会長、渋谷副会長始め、大沼さん、結城さんなど山形に在住する皆さんを中心に「アルカディア街道I・B倶楽部」が結成された。
    そして2011年6月、アルカディア街道I・B倶楽部ー第一回研究会の旅、8月に第二回研究回の旅が実施された。
    こうしてI・B倶楽部の活動は着実に山形に定着しつつある。

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    今後は多くの人に”東洋のアルカディア”を知って頂くためにも外国語、もちろん日本語でも解説された山形路全行程のマップを作成することが重要と考えている。
    そのためにも今後のI・B倶楽部の活動に期待したい。

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    タグ:活動記録
    2013年06月02日

    山形新聞2013/06/02 古きを訪ね再発見 バードの足跡たどる 山形でイベント、県内外から参加者

    6月1日(土)に開催された「イザベラ・バードの足跡を辿る Part1〜山形市内〜」にご参加の皆さま、お疲れ様でした&ありがとうございました。

    好天にも恵まれ、40名を超す皆さまにご参加いただいた当日の模様が、6月2日の山形新聞に掲載されました。

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    レポート
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