
送り主は松本大学(長野県松本市)の等々力教授だった。
タイトルは【グローバル化と日本のスポーツ】・・・
友人の専修大学商学部のO教授が昨年【日本のスキー人口はどこまで滑落するか】という、余りにもショッキングな小論を発表され、それに刺激されて不肖クマジィ【日本のスキーに未来はあるか?/矢口流雑学的考察】をメモ程度にスキーライフとして書いている。
そこに上記の本を謹呈されたのは何やら”縁”を感じる。
等々力教授とは2009年11月長野県大町市に於いて「北アルプス山麓の健康・環境・観光を考える」シンポジウムを開催した背景がある。覚えていてくれたこと、また著書を送って下さったことが何よりも有り難い。
雑誌ポパイで「日本のスキー場復活?」と特集を組んだり、昨日朝のTVでも同じようなことで苗場スキー場が取り上げられていた。
しかしそれだけでスキー産業が復活するとはとても思えない。
民間ベースではトップダウン方式でリニューアル可能だが、例えば温泉地にあるスキー場などは索道協会×旅館組合など利権が絡んでくるのでまず意見が一つに纏まるとは到底思えない。
「今年は黒が流行します」と言うけれど、それは「今年は黒を流行らせます」というようなもので、利益を享受出来るところが”流行を仕掛けているに”過ぎない。・・・と思うのは僕だけだろうか。
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