2012年06月21日

2012/7/14(土)-15(日)「”イザベラ・バード”シンポジウム in 金山2012」のご案内

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image_kyokucho2s.gif「NPO法人元気・まちネット」は、山形県を勝手連的に元気にしようと、源義経、松尾芭蕉、イザベラ・バードの三賢者を取り上げ、広域連携しながら山形県の魅力を全国に広げようと活動してきましたが、義経、芭蕉については、それぞれ盛り上げている地域もあることがわかり、その方々にお任せして、新しく新三賢者を取り上げ活動展開しています。

新三賢者とは「清河八郎、イザベラ・バード、白洲次郎」です。

イザベラ・バードについては、山形新聞社の同行取材を受けて、新潟県側の大里峠から13峠、川西町、赤湯、上山、山形、天童、新庄、金山、真室川そして主寝坂峠を越えて及位(のぞき)までの約220kmを徒歩とマウンテンバイクで踏査・検証しました。


そして山形市、南陽市、上山市とバードが日記に書き記した主要な地方都市に於いて旅企画の他、シンポジウムを企画・実施してきました。

今回の金山町シンポジウムで一応の役目を果たすことになります。


我々の活動を評価して頂き、今回は金山町(観光協会)さんは「シンポジウム」及び「バードの足跡を訪ねる散策」はすべて無料にして下さるという何とも粋な計らいをして頂きました。(懇親会費¥3,000−は別途)
 
基調講演をして下さる池内先生の著書「なぜかいい町 一泊旅行」他を読み、出版社のご紹介でお住まいのある三鷹市に出かけ、直接お会いして今回の講演をお願い致しました。
金山町が好きで2,3回訪れているそうです。

この220kmを私とともに完全踏査・検証した佐野さん(横浜生まれ、恵比寿在住)と「イザベラ・バードの山形路」を著してくれた渋谷さんがパネラーとしてどんなお話をして下さるのか大変興味があります。

宿泊を希望される方は早めにお申し込みしておかれた方がよろしいかと思われます。


”イザベラ・バード”シンポジウム in 金山2012 開催要項

1.目 的  明治11年7月に英国の女性旅行家イザベラ・ルーシー・バードがこの地を訪れ、「ロマンチックな町」と讃えた美しい風景と街並みは今も変ることなく、訪れる人々を魅了しています。 
バードの来訪から100年経った昭和53年、バードの足跡とともに当時の先人の対応を讃えた記念碑が建立された山形県金山町において、“バードが愛した金山町”をテーマに、バードが記した旅行記と重ね合わせるように、全国からの参加者と交流を深め、共に学び、共に磨く中で、全国に誇れる住みよい町づくりにつなげることを目的とします。

2.企 画 NPO法人元気・まちネット(東京)
3.主 催 金山町観光協会
4.共 催 金山町/NPO法人元気・まちネット/アルカディア街道I・B倶楽部
5.後 援 山形県/金山町区長公民館長連絡協議会/金山地域区長サミット/山形新聞・山形放送
6.協 賛 株式会社グリーンバレー神室振興公社
7.日程及び会場

≪初 日≫平成24年7月14日(土)
■シンポジウム
 会場:金山町役場町民ホール(2F)
 12:00〜12:55 〇受 付
 13:00〜13:25 〇開会セレモニー
 13:30〜15:00 〇基調講演  演題「日本の町、ドイツの町」
              ►講 師  池内 紀氏 ドイツ文学者/エッセイスト
 15:10〜15:30 〇スライドトーク
              「アルカディア街道とイザベラ・バード」(企画製作/元気まち・ネット)
 15:30〜17:00 〇パネルディスカッション
              ►パネラー(予定)
              渋谷 光夫さん(アルカディア街道I・B倶楽部/山形)
              佐野 千晶さん(NPO法人元気・まちネット理事/東京)
              浅倉かおりさん(広告プランナー&プラクティショナー/山形)
              阿部 一代さん(蔵の会代表&街並み案内人/金山)
            ►コーディネーター
              矢口 正武さん(NPO法人元気・まちネット理事長/東京)
■交流会 会場:金山町役場町民ホール(2F)
 17:30〜19:00 テーブルを囲んでの立食形式とさせていただきます。

≪2日目≫平成24年7月15日(日)
■散策「バードの足跡を訪ねて」
 9:30〜12:00 上台峠〜街並み散策〜森合峠〜日当の松並木の散策
                   ※終了後、役場駐車場までバスでご案内し、解散となります。

8.参加料   ►シンポジウム/散策 無料
         ►参加者交流会 3千円/人(当日受付時に承ります)

9.定 員  100名(先着)

10.宿泊他
  宿泊を希望される方は、ホテル「シェーネスハイム金山」の宿泊プラン(朝食付き6,000円/ツインにつき相部屋となります)をぜひご利用下さい。また、新庄駅〜会場、会場〜ホテル・散策コースへの移動はバス等でご案内します。

11.申込み方法
  申込書に必要事項をご記入の上、FAX、メール等により7月10日(火)必着でお申込み下さい。なお、定員になり次第締め切らせて頂きます。

12.申込み問合せ先 
〒999-5402 山形県最上郡金山町大字金山324-1 
                    金山町観光協会事務局(金山町産業課内)
Tel 0233-52-2111 fax 0233-52-2004  
E-mail keikan@town.kaneyama.yamagata.jp

 

2012年06月19日

日本経済新聞2012/06/19

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元気・まちネット・Zao Project MJにて活動してまいりました「旧白洲次郎山荘(ヒュッテ・ヤレン)保存・活用」に関する記事が、6/19(火)の日本経済新聞に掲載されました。

日本経済新聞2012年6月19日
pdficon_large.gif白洲次郎の山荘保存へ
NPO「観光誘客で活性化」


私たちは、先人の残した“精神性”を大切にしながら、山荘を「鎮守の杜=核」として位置づけ、このエリアがスキー場一辺倒の考えから脱し、「山岳・温泉保養地=蔵王=東洋のサンモリッツ」の蔵王温泉としての再生を提言としたいと考えています。
鎮守の杜構想

活動内容・募金についてなど、詳細につきましては、
「旧白洲次郎山荘(ヒュッテ・ヤレン)保存・活用の会」のホームページをご覧ください。
http://www.genki-machinet.com/contents/ZaoProjectMJ/index.html

2012年06月18日

山形新聞2012/06/14

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6/10(日)開催の「新緑の蔵王トレッキングと旧白洲山荘見学」が山形新聞に掲載されました。





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2012年06月13日

新緑の蔵王トレッキングと旧白洲山荘見学

image_kyokucho2s.gif「旧白洲山荘保存・活用の会」のイベントとして、新緑の蔵王トレッキングを開催した。

先日は東京とほぼ同じ時期に梅雨入りした山形は朝から雨が降り出し、翌日のイベントに暗い影を落とした。
当日10日(日)は夕べ雨戸を叩いていた雨も朝食のころには霧雨に変わりトレッキングに期待を持たせてくれた。

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集合の9:30ぎりぎりにスカイケーブル乗り場に慌てて駆けつける。
皆さんは早くから集合していてくれていて待ったく持って恥ずかしい限りである。
東京と仙台から7名、他は県内からの参加でこの天候にもかかわらず20名の方が参加してくれた。
(ちなみに地元蔵王からの参加はたったの1名、全くトホホ・・・というしかない)

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蔵王山岳インストラクター伊藤仁(伊藤や旅館)山のガイドで龍山ゲレンデを右手に巻きながら大むかし蔵王が噴火して出来た外輪山の内側の新緑に染まる落葉広葉樹林帯の樹木や草花に地形や歴史を交え解りやすく説明して頂いた。
樹木ではオオヤマザクラ、ミネカエデ、コナラ、ミズナラ、シナノキ、野草ではギンラン、ツクバネソウ、ヤグルマソウ、イチヤクソウなどどれも始めてみる樹木や草花にみんなでシャッターを切り、メモをしながら霧雨など忘れ聞き入った。
トレッキングも後半に差し掛かるころは霧雨もすっかり上がり蔵王の上空に青空が広がり始めた。
噴火で出来た「盃湖」を巡りフィトンチッドを全身に浴びながらゆっくりと2時間、初心者コースを堪能することが出来た。
ガイドをお願いすると、今まで知らなかったことが一度に勉強出来ることを改めて実感した。

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昼ちょっと前に旧白洲山荘(三宅山荘)を開け、外気を入れ替え参加者に入って貰う。
雨戸を開けると新緑のヤマナラシやコナラ、モミジなどの柔らかな緑が目に飛び込んで来る。
ああ、早く一般開放出来たらなぁ〜とつくづく思った。
「保存・活用の会」の経緯と趣旨を皆さんに解りやすく説明する。
50数年前、白洲さんはここで友人達と麻雀に興じ、牛鍋(すき焼き)を突っついたんだと考えると一層親しみを感じる。

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今日の日に合わせ、まちネットの吉岡会員がある”お宝”を皆さんにお披露目してくれた。
私も始めて見るお宝である。果たして・・・
こうして初夏のイベントは無事終えることが出来た。
蔵王で唯一お洒落な店「シャモニー」を参加してくれた皆さんに紹介出来たことは嬉しい収穫だった。
それはですね、蔵王国際スキー場と言っても情け無いほど自慢出来る店がないんだなぁ〜これが・・・

2012年06月12日

「第3回戸狩とんトレ駅伝大会」申込開始!!

長野県飯山市に「戸狩温泉スキー場」があります。
元気・まちネットの代表:矢口が、知人のスキー場支配人からスポーツイベントを通じた「戸狩温泉スキー場の活性化」について相談を受けたことから、このプロジェクトはスタートしました。その条件とは、

  1. 誰でも気軽に参加出来ること。
  2. 通年に渡ってゲストを呼べること。
  3. 市民参加型のイベントであること。
  4. 戸狩の魅力を発信出来ること。 
長野県O市で10年間スポーツイベントを開催してきた経験から、元気・まちネットでは「環境」や「地域活性化」を基軸に、とん平高原(戸狩スキー場)に設置される4つのトレイルコースを活用した「戸狩とんトレ駅伝」を企画・提案、戸狩温泉地域の活性化及び環境との共存・共生に寄与できるものと考えます。

第3回大会は、10月28日()に開催されます。
当日は、
  ★ 太田地区文化祭
fukuton_m.gif  ★ 食べよさいいやま うまいもの祭り
  ★ 戸狩アウトドア料理体験
が同時開催。
大会に参加した人はもちろん、
応援に来てくれた家族・仲間も楽しめるイベントです。

詳細は大会のオフィシャルHPをご覧ください。 
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戸狩とんトレ駅伝

2012年06月11日

清河八郎顕彰会のブログに、「回天の道/文学散歩の旅」のレポートがアップされました。

20120526-27_kenshokai.jpg清河八郎顕彰会のブログに、
6/26~27に開催した「回天の道/文学散歩の旅」のレポートが
きれいな写真とともにアップされました。
どうぞご覧ください。

 
posted by c at 22:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 清河八郎
2012年06月03日

山形新聞2012/06/01

20120601yamasin.jpg6/10(日)に開催されます「新緑の蔵王トレッキングと旧白洲山荘見学」について、山形新聞のタウンウィークリーに告知記事を掲載して下さいました。

蔵王山岳インストラクターA級第1号「湯の宿・伊藤屋」のご主人・伊藤仁さんに案内して貰いながら、9:30〜12:00頃まで、ゆっくり・のんびり、新緑に包まれた蔵王でトレッキングを楽しみませんか?

オプションで前泊も可能です。

お申込み・お問い合わせは、元気・まちネット:矢口まで
090−5494−8699
posted by c at 19:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他

回天の道:文学散歩の旅

清河八郎が江戸を目指した「回天の道」を観光に生かそうと、山形県内の関係市町や団体が連携して今年、4つの旅を計画しています。(山形新聞2012/05/20)
第一弾は5/26(土)-27(日)、清河八郎の生家のある庄内町清川をスタートしました。

以下、クマジィさんからのレポートです。(掲示板より転載)

image_kyokucho2s.gif「清河八郎・回天の道文学散歩の旅」も今年で3回(年)目を迎えた。
過去2回と違うところは”広域連携”して実施することなったことである。

幕末の風雲児・清河八郎は180年前、向学心に燃えて生家のある清川村から六十里越街道を超え、山形〜上山楢下宿を抜け江戸へ向かった。
この山形路約150kmを7つの市町が広域連携して”歴史街道の旅”として実施することに・・・
第一ステージから第四ステージまで一泊二日の旅企画で実施される。

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第一ステージは、生家と菩提寺のある清川から山伏峠を超え、玉川寺を見学、そして清河八郎ゆかりの地湯田川温泉に泊まり、翌日は鶴岡市内にある藤沢周平記念館の見学までとした。東京や県内から16名の参加があり、まず清河八郎とその妻お蓮さんの菩提寺”歓喜寺”に赴き、住職から説明を受けたあと、新緑まばゆい山伏峠を歩いた。

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藤沢周平著「回天の門」には、清河八郎が出奔(家出)して山伏峠を越えるまで詳しく書かれている。2009年、藪で消えたこの古道を同行取材してくれた山形新聞社さんと発見することができ、さらに地元の皆さんに協力してもらい整備して復活させることが出来た。

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1回目は黄金色に染まる庄内平野(藤沢文学では海坂平野)が見学できる9月に開催、昨年はヤマザクラを見学するため5月に実施した。ところがこの年は雪が多く肝心のヤマザクラはまだつぼみだった。
今年こそと意気込んだが・・・見ごろをとうに過ぎていた。う〜ん・・・自然との付き合いは難しい。
それでも「忘れな草」「オオバキスミレ」「タニウツギ」「ヤマフジ」「ヤマボウシ」などの花に新緑まばゆい樹林の中を心行くまで満喫することが出来た。
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地蔵の湯で汗を流したあとは花の寺として有名な玉川寺を訪ね満開のクリンソウを愛でることが出来た。 
 
玉川寺(ぎょくせんじ)は通称:花の寺として知られている。
http://www.gyokusenji.or.jp/
また相撲の「出羽の海部屋」もここから始まった。ちょっとビックリ!
 
今はクリンソウが満開のときで大勢の見学者が訪れていた。
今年始めNHKBSプレミアムという番組で某女優が宿坊体験をしていた。
クリンソウをイメージした和菓子とお茶をご馳走になりながら90分ほど静かな時間を堪能することが出来た。
 
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鶴岡の奥座敷と呼ばれる”湯田川温泉”に・・・隼人旅館に宿る。
ここは清河八郎が創った浪士組が”新徴組”となって、新徴組本部として使われた宿としても知られている。
18:00から参加者10名での宴会が始まった。
ご馳走は今が旬の孟宗竹料理のオンパレード・・・実に旨い。
翌朝は5時に起床、ムコ旦那と筍掘りの体験をした。2本掘っただけでギブアップ・・・
 
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9:00過ぎ参加者の車に同乗させて貰い鶴岡ヶ岡城内にある藤沢周平記念館に向かう。
学芸員の方に記念館と藤沢周平氏についてレクチャーして貰い館内を見学する。
駅まで鶴岡市内を歩いているとある方に聞いたことのある古本屋を偶然見つけ早速入ってみる。
するとどうだろう、ネットで探すとかなり高額な値段がついた清河八郎の本がなんと1,000円で売っていた。
それも2冊も置いてあり、早速2冊を購入する。ラッキー
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つれずれなるままにする旅こそ面白い。
こうして広域連携して始まった「回天の道・六十里越街道の旅」第一ステージ
posted by c at 18:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 清河八郎